やっぱり保湿剤

たけむLAND

 

こんにちは、竹村です。

残りのカレンダーが薄くなってきました。
もう忘年会の予定を立てないといけない季節ですね‥

週末は日本皮膚科学会中部支部学術大会に参加してきました。
アトピー性皮膚炎の講演では、皮膚のバリア機能についての内容を聴きました。
以前よりアトピー性皮膚炎の患者さんでは、角層の水分保持やバリア機能に重要なタンパク質であるフィラグリンが減少することが指摘されています。
日本人のアトピー性皮膚炎の患者さんの1~2割がフィラグリン遺伝子変異を持っていることがわかっています。
ただ、生まれた後の環境、例えば温暖で湿潤な、乾燥しにくいところで育っていくと、アトピー性皮膚炎を発症しにくいデータもあることがわかってきたそうです。
ご両親にアトピーの素因がある赤ちゃんを生まれてからすぐしっかり保湿することで、アトピー性皮膚炎になる率が、保湿しない群との間に有意に差があるという結果もあるそうです。
また、表皮由来のコルチゾールを増やすことでかゆみ過敏をおさめるという話も聴きました。
コレステロール入りの軟膏や親水ワセリンが見直されるのではないかと言われていました。
結局のところ、保湿剤によるスキンケアの大切さが重要と思われます。
保湿剤とともにステロイドを弱めていく治療、同じ強さで3日に1回使用していくプロアクティブ療法、患者さまによって使用法はそれぞれですが、いずれにしても毎日外用する習慣を徹底することが寛解に行き着くより良い道だと思います。

 

先週、筋トレ友達のM先生と長居までお肉を食べに行った
熟成肉を目の前で3回に分けて焼いてくれた
めっちゃ美味しかった
スパークリングワイン飲んで、赤ワイン飲んで、最後に日本酒も飲んだ
なので、しばらくサラダ生活にしています‥